整体心理学とは

「整体心理学」は単純明快な考え方です。
複雑・多様化するクライアントの愁訴・悩みを解決する為には、一つのテクニックだけでの対応は不可能な時代になっています。
ですから私たちは、心と身体の多くの部位を施術できる治療テクニックをたくさん身につける必要がある ! ! ただそれだけです。
JHSCでは、各流派から有効で代表的なテクニックを選んで学生に講義・指導しています。

カイロプラクティック・・ディバーシファイドテクニック、筋肉調整法
オステオパシー・・・・・内臓整体、頭蓋仙骨治療
中国整体・・・・・・・・経絡治療、推拿(中国式マッサージ)
心理カウンセリング・・・心理分析法とカウンセリング法

これで相当多くの愁訴・悩みに対してアプローチできるテクニックが備わります。
一つのテクニックだけではクライアントの愁訴・悩みに充分応えられない時代だからこそ、私たちのような整体学校が必要なのだと思います。

整体心理学の症例(1) 実家の母親の原因不明の腰痛 (心理カウンセリング編)

顔なじみの患者Aさんから、ある日相談を受けました。
Aさんの実家(列車で4時間くらいかかる)の実母(80才/長男と嫁の3人暮らし)が原因不明の腰痛で寝込んでいました。
整形外科や接骨院、鍼灸などの治療をしても回復しません。レントゲンを撮っても特に異常は見当たりません。

実母はAさんに毎日のように電話し、腰痛の苦痛を訴えます。それに対してAさんは電話ではげましたり、時間が出来た時には実家に帰ったりしていたそうです。それどもなかなか回復しないので、私のほうに相談されたのです。

けれども4時間もかかる実家に往診も無理だし、私の治療院まで連れてくることも無理があります。正直「どうしようかな?」と思いましたが、以上のようなお話だけは伺いました。

そこで私はAさんにある提案=アドバイスをしました。するとAさんの実母は1週間後には腰痛が改善し、老人用の手押し車は必要でしたが一人で歩けるようになったのです。

果たして何を提案したのでしょうか?
それは次のとおりです。

「今度お母さんから電話がかかってきた時に、最後に次のようにおっしゃって下さい、
”お母さん、次は○月×日に実家に帰るからね”

・解 説 勘の良い方はもうお分かりでしょう。長男や長男の嫁と同居しているにもかかわらず毎日遠く離れた娘に自分の腰痛を訴える、これは・・・長男夫婦とコミニケーションが上手くいっていないと診るべきでしょう。だからこそ娘に切々と訴えているのでしょう。

これが見る・観る・診るです。

何気なく患者さんのお話を聞くだけでは医療・整体業はできません。
患者を診察するとき は、細心の注意をもって見る・観る・診る です。
何気ないお話の中に必ず診察・治療のヒントが隠されています。



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